惜しまれつつも閉店していったお店がある。
しかし、去るものがあれば来るものもあり。
今回ご紹介するのは、「らぁ麺屋晴天」の跡地にできた新店。
「麺屋傑心(けしん)」のご紹介です。
2019年4月19日にオープンしたばかりとの事ですが、既に客付きは上々のご様子。
それもそのはず。
傑心の店主は、仙台で6店舗を構える「麺屋とがしグループ」にて修行を積んで来られたとの事。
更に遡れば、麺屋とがしの店主は東京の名店である「麺屋武蔵」で修行をされていたとのお話。
名だたる名店の名前が連なり、今この場所で新たな味が開花する。
その瞬間に立ち会えた事をしあわせに思います(笑)
さて、店内に入ると券売機が右手側にたたずんでいました。
今回は看板メニューと思わしき券売機の一番左上にある
「傑心の海老らーめん」を注文。
購入したチケットを店員さんいお渡しすると、
「ヘビーにしますか?ライトにしますか?」
とのご質問。
こちらの体格を見て「半ば気付いているだろう?」と思いつつ・・・
「ヘビーでお願いします!」
元気にヘビーを注文です(笑)
ヘビーを注文した後、テーブルに改めて目を通してみる。
調味料がテーブルに並んでいるのですが、左から2番めの容器。
「ヘビがいる!?」
あ、ただの煮干し入の酢でした(笑)
ヘビーを頼んだので、ついついヘビと勘違いっ!
あ、ここでお帰りにならず最後まで読んで言って下さいm(_ _)m
さて、ここから真面目に食レポします。
注文から待つこと8分経過にて着丼です。
傑心トッピングの内容としては、
干しエビ
海苔2枚
煮込まれたホロホロ豚バラチャーシュー
低温調理の肩ロースチャーシュー
メンマ
味付玉子
岩のり
長ネギ
結構ぜいたくな内容ですね!
まずはスープを一口。
麺屋とがしを彷彿とさせるドロ系のスープです。
海老の風味も強力に感じますが主張し過ぎない程度。
魚介ダシにうまくマッチングしているお味です。
次に麺を箸ですくって一口。
太麺のちぢれが、多めのスープを身にまとっています。
これは太麺のちぢれで大正解だと思われます。
小麦の味も感じられ、スープの味も海老の風味もバランスよく口の中に残ります。
トッピングについて。
干しエビ:具材としての使われ方でなく、風味出しのために使われている様子
海苔:海老の風味を後半戦で拡散すべく投入された大型助っ人と言う印象
豚バラチャーシュー:とにかく柔らか!ホロホロで美味しい!
肩ロースチャーシュー:やや硬めながら、噛むほどに広がる味の広がりは秀逸
メンマ:やや太めのメンマは食感の変化を楽しめます
味付玉子:弾力強め、黄身にコクを感じられて味の変化も感じられる
岩のり:なよっとした弱々しさも何のその!麺と合わせて食すと大化けしました!
長ネギ:食感変化+ネギの香ばしさにより麺の味が引き立ちます!
あの名店「らぁ麺屋晴天」の跡地に、これほどのラーメン屋ができるとは、誰が想像し得たであろうか?
ただ一言。
「美味しい」
血圧高めなのに、スープを飲み干す勢い(笑)
さすがに飲み干す手前で自重しましたが・・・。
今回は海老ラーメンを注文してみましたが、修行元である「麺屋とがし」の看板メニューである「魚介ラーメン」もぜひ食べてみたい!
そんな幸せな気分でお店を後にしたのでした。
さて、「麺屋傑心」の基礎情報です。
TEL:024-503-9565
定休日:毎週木曜日
営業時間:11:00~15:00
駐車場:店舗裏側に6台分