本日は3.11
あの東日本大震災から10年。
復興の進み具合に関する捉え方は人それぞれですが、大切な人を亡くしてしまった人の気持ちは一緒ではないでしょうか?
しかし、現在はこの通り。
形あるものは少しずつでも元に戻せる。
原発エリアだって、きっといるか元の景色を取り戻せるはず。
しかし人の気持ちはそうはいかない。
一方で、悲しみを皆で共有することで強くなれることもある。
追悼式と言うのは、そんな一面があるのだと思う。
こちらは本日の相馬市伝承鎮魂記念館。
大勢の方が集まり、追悼の時間を待っていました。
その奥の海岸では、警察官が行方不明者の捜索を行っています。
こんなに綺麗な海が猛威を振るったとは信じられません。
そして、運命の14:46がやってきました。
1分間の黙祷。
黙祷の後、遺族が追悼の言葉を書いた「木の葉」を海に流します。
「木の葉」を流した後は追悼の言葉を記した風船を飛ばしました。
被害に遭われた方々にそのメッセージが届きますように。